Precision Asset Management

ユーザー事例

Corporate Profile

社名:
創立:
所在地:

資本金:
従業員数:
事業概要:












URL:
コムチュア株式会社
1985(昭和60)年1月18日
〒141-0032  東京都品川区大崎1-11-2
ゲートシティ大崎イーストタワー8階
7175万円
402名(平成16年4月1日)
ERPパッケージのコンサルティングおよびシステム開発
グループウェアによるシステム企画およびアプリケーション開発
ITコンサルティング事業
Webコンサルティング、システム構築およびコンテンツ作成
C/Sによるアプリケーションシステムの企画開発
汎用アプリケーションソフトウェアの企画開発
自社パッケージソフトの開発・販売
運用支援サービス
アウトソーシング事業
ハードウェアの導入・保守 等
http://www.comture.com/

ユーザー事例

Teamstudioによって58.6%の作業工数削減を実現させ
その時間を品質向上作業に向ける事に成功

コムチュア株式会社様
Teamstudio for Notes 活用事例

コムチュア株式会社は、Notes/Dominoの日本最大級の開発者数を誇るデベロッパーである。約100名のNotes/Dominoの開発者が、様々なプロジェクトに関与している。

今回、コムチュアでのTeamstudio for Notesの活用事例・効果・今後の計画等、広範囲に渡ったお話を、グループウェアソリューション部部長千歳渉様、技術マネージャ内野忠則様に伺った。

コムチュアのビジネスにとって、Teamstudioはどのような役割を果たしたのか?
「当社は多数のお客様のアプリケーションを開発しており、プロジェクトメンバーの入れ替わりが激しいため、自分以外のメンバーが開発したアプリケーションのメンテナンスをすることが多々あります。 その際に、これらのツールを用いて分析することにより、何もツールなしで解析し、修正するのに比べ、 大幅な工数削減となっています」

工数の削減以上に、Teamstudioによって何らかの付加価値は生まれたか?
「開発工数の削減と品質の向上という他にもう一つ、Teamstudio環境での、お客様への納品後DBのサポートに重点を置いています。 Teamstudioを使うことで、どの開発者が見ても、お客様へ納品したDBの内容が一目でわかるようになり、開発者個人に頼らない、効率的な納品後のメンテナンスや機能追加などのアプリケーションサポートを実現し、お客様のNotes/Domino環境を、がっちりとサポートしています」

CIAO!を利用した開発で生まれる効果とは



まず、最も多数のライセンスを導入していただいているCIAO!は、現在どのように役立っているか。
「CIAO!はチーム開発に威力を発揮しました。CIAO!利用のパイロットとなったプロジェクトでは、 チェックアウトの際のコメント入力を必須にし、変更箇所の把握が容易となりました。また、バージョン管理面でもデグレードを起こしにくくし、品質向上につながりました」

実際の開発メンバーからのお声も頂けた。
「複数メンバーで一つのDBの対応をする際に、設計の競合を起こすことなく作業が行えました。多人数開発を行ったのですが、CIAO!を使用することによって、修正毎にコメントを残したり、設計要素毎にロックをかけることができ、CIAO!を使用しなかった場合よりも設計の管理が強化されました」


CIAO!の履歴管理画面


CIAO!のアプリケーションバージョン管理ログ画面

Analyzer、Configurator、Deltaの具体的効果と実感
また、今回は特に、実際の開発者の皆様個別に、プロジェクト内の作業に対し「Teamstudioをどのような場面で使用したか」「そこでどのような効果が得られたか」「それによって削減された工数はどの程度か」についてアンケートを頂戴し、どのような場面で使用したか、その効果はどうであったか、そして利用されたご感想を頂戴することができた。下記は製品毎にそれをまとめたものである。



使用した場面:

ソース内の特定のスクリプトライブラリ名の把握
プログラム修正書の作成
フィールドやファンクションがどこで使用されているかの特定
■ 具体的な効果と、利用されてのご感想
設計内部の調査時間の短縮。
見落としていた注意箇所が発見できた。
ライブラリ名の検索から、ソースのルートの追跡ができた。
設計要素を検索するとき、Analyzerを使用する前は「設計一覧」から探していたが、設計要素が大変多いためにWord文書に落としてから検索していた。そのような作業は大変時間がかかり見落としも多かったが、Analyzerによってその部分が解決された。
作成あるいは修正したフィールドの種類、属性など、ドキュメントを書く際に見落としがちな要素まで洗い出されているので、非常に便利だ。
DB再構築案件にて、旧DBの設計をAnalyzerで分析することにより、各設計要素の関連性の抽出が容易になった(瑕疵対応でも同様に役に立っている)。
カスタマイズの案件で、既存設計を調査する際に、Analayzerによって設計要素を洗い出すことで 調査が容易になった。
稼動中の101DBのサーバー参照をレプリカID指定に変更するにあたりAnalyzerを使用して該当個所を短期間で洗い出すことができた。


多数のAnalyzer分析結果DBを駆使し、分析工数を大幅に削減



■ 使用した場面
設計要素の検索
設計内の文言の変換
特定のプロパティ及びメソッドの検索
ファンクションの引数を変更する修正をDBに加えた時、そのファンクションを使用している箇所がどこにあるかを検索
フィールド名を変更した際に、それを参照している式を書き換える
■ 具体的な効果と、利用されてのご感想
検索数をカウントするのに役立った。
今まで設計をひとつひとつ見てフィールド等を探すだけで約1日かかり、漏れも確実にないとは言い切れなかったが、Configuratorを使用することにより検索時間が大幅に短縮されて、かつ漏れがなくなった。 検索置換のログの書き出しが可能なので、どこの設計要素に対象がいくつあるのかなどが分かりやすい。
ファンクションの数が数百個もあるDBなので、ノーツの標準検索機能では非常に手間がかかるし、チェック漏れがある可能性も高かったが、Configuratorなら短時間で確実に調べられる。 「チェック」という単純作業の工数が削減された。
大量の設計要素(メッセージボックスの文言etc)の置換を行う際に、短時間かつ正確に行うことができた。
キーによる検索で、必要設計要素をすぐに検索でき作業効率が向上した。
Configuratorを使用した場合は、設計・文書の検索をDB単位で行えるが、使用しない場合は、設計単位での検索が必要になり、検索の漏れが発生する可能性がある。



■ 使用した場面
プログラム修正書の作成
DBの修正前と修正後の違いの分析
同一DBの現行バージョンと旧バージョンのスクリプトの変更点の調査
納品前のバージョン管理
■ 具体的な効果と、利用されてのご感想
開発前の設計仕様書を書く際に、以前の設計を比較し一目で前回との相違点を認識することができた。
不具合及び修正箇所等を自力で探すより、大いに時間の短縮に繋がった。
今回の案件は分担で修正作業を行ったので、自分が修正したDBと修正する前のDBで比較を行い、修正した箇所を漏らさずにプログラム修正書に反映できた。
同じDBのバージョン違いを短期間の内に何度もリリースすることがあったのだが、その際のバージョン管理に非常に役立った。

■58.6%もの工数削減を実現
すべてを総合的に数値として計算して、どの程度の工数削減が実現したのだろうか。

Teamstudioを利用しなかった場合にかかったであろう見積工数 Teamstudioを使用して実際にかかった工数 削減された工数
61.2人日 25.4人日 ▲35.8人日

実に58.6%の工数削減が実現されたという結果になった。

効果は工数削減だけではない。それは品質向上に繋がった。
相当の工数削減が実現できたという結果が出ているが、その削減分はどこに反映されることになったのか。

「ここで削減された工数を、今までは時間的・リソース的に難しいことであったアプリケーションの品質向上テストを実施し納品前の品質向上作業に振り向けることができました」

今後、更に使っていきたい機能、製品は何であろうか。
「まずはLibrarianです。Librarianを利用して社内の部品を有効利用したいと考えています。またコピー履歴ログ文書から部品の利用頻度等の分析もできます」

コムチュアの様なNotes/Domino技術者を数多く抱える開発会社にとっては、Librarianを利用しての設計標準化・部品化は、今後の大きな武器となることは間違いない。

「その他だと、Snapperでしょう。これをCIAO!とうまく使い分けてバージョン管理を行っていきたいと考えています」
「また、ドメイン変更案件等で、Configuratorを更に的確に使っていけるとも思います。現在はまだAnalyzerとDeltaとCIAO!がとにかくメインなので、このような局面で他の製品や機能も使いこなせるようになるつもりです」

Teamstudioのライセンス数は、現状で必要充分だろうか。
「いいえ。まだ全員が使用できる環境ではないため、Analyzer、CIAO!、Configrator、Deltaの4製品については全員が使用できる環境にしたいと思っています」

具体的に、Teamstudioの利用深度をどのように深めていく計画か。
「まず、きちんとTeamstudioの運用ルールを決め、より効果のでる使い方をしたいと考えています。具体的には、Analyzerの監査機能の利用し、部内標準の適用を納品前にチェックし、より品質の高いアプリケーションを作成する、Librarianを利用し、今まで数多くのアプリケーションを開発してきた部品を登録・利用し、さらなる工数の削減や品質の向上に繋げる、などの計画があります」

Teamstudioにより生まれた付加価値をユーザへのサービス向上へ繋げる コムチュアのお客様にとって、Teamstudioをどのように提案できるだろうか。コムチュアだけでなく、お客様自信もTeamstudioを利用する価値はあるのか。
「Teamstudioは開発ベンダーが単独で活用してもこのような効果を上げるのですが、ユーザーが導入する事で効率化の可能性が大きくなると考えています。開発ベンダーとユーザーがTeamstudioを導入し、環境を統一することで、部品化やバージョン管理を効果的に行え、以降の追加開発や、改修が発生した際にさらなる効果を発揮すると思います」

最後に、Teamstudioを利用することによってコムチュアがお客様へ何を提供できるのか、そのお考えをお聞きした。
「これらTeamsutudioを有効活用することにより、削減できた工数をテストに当て、より品質の高いアプリケーション開発をしていくつもりです。それにより、他社と差別化をはかり、競争力をより高められるでしょう。ソフトウェア開発に必ずついて回る仕様変更についても、削減工数や時間をあらかじめ想定しておき、これをバッファとしてお客様の急な仕様変更や、追加要望に対応する事を、今後提案していきたいと考えています。これによって工数削減・コストダウン以外の付加価値を付けてサービスを提供したいのです」
「また更に、Teamstudioは開発ベンダーが単独で活用してもこのような効果を上げるのですが、ユーザーが導入する事で効率化の可能性が大きくなると考えています。開発ベンダーとユーザーがTeamstudioを導入し、環境を統一することで、部品化やバージョン管理を効果的に行え、以降の追加開発や、改修が発生した際にさらなる効果を発揮すると思います」

無用な工数の削減、時間と費用の削減だけではなく、アプリケーションの品質の向上、更なる付加価値、サービスをユーザに提供する。これはコムチュアの強力な開発体制とTeamstudioの製品ソリューションが一体となって可能となる。

2004 年 8 月 9 日
* Notes/Domino は IBM Corp. の商標です。

Development Environment Deployment Process Production Environment